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歯がないところに歯を入れる方法とは?最適な治療法とその選び方

虫歯、歯周病
歯がないところに歯を入れる方法とは?最適な治療法とその選び方

「歯を失ってしまって、食事や会話に支障が出ている」

「見た目が気になって笑うのを控えめにしている」

「いろいろな治療法があるけれど、どれを選べばいいのだろう?」

と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

歯を失った部分を放置すると、噛み合わせの悪化や周りの歯の傾きなど、さまざまな問題が起こる可能性があります。

しかし、それぞれの治療法にはメリット・デメリットがあり、選択に迷う方も多いでしょう。

そこで、今回は以下の内容について解説します。

・歯がないところに歯を入れる治療法とは
・インプラント、入れ歯、ブリッジどれを選べばいい?

この記事を読むことで、それぞれの治療法の特徴を理解し、ご自身に合った治療法を選択できるようになります。歯の欠損でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

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歯がないところに歯を入れる治療法

歯がないところに歯を入れる治療法には、以下の4つがあります。

・インプラント
・入れ歯
・ブリッジ
・歯牙移植

それぞれの特徴について詳しく解説していきましょう。

 

インプラント

インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。 

天然歯に最も近い機能を取り戻せる方法の一つです。

 

メリット
・見た目は天然歯と変わらない
・噛み心地も自然
・周りの歯を削らない

 

デメリット

・手術が必要
・炎症を起こすリスクがある
・顎の骨が少ない場合は、骨を増やす手術も必要
・持病があると治療を受けられない場合もある

 

費用

インプラント1本あたりの費用は33〜40万円程度です。

保険が使えない治療のため、全額自己負担となります。

骨を増やす手術が必要な場合は、さらに費用がかかります。

 

治療期間

インプラントの治療期間は6ヶ月〜1年以上必要です。

人工歯根と骨がしっかり結合するまでの期間が必要なためです。

骨を増やす手術が必要な場合は、さらに期間が延びます。

 

入れ歯

入れ歯は、3本以上の歯を失った部分に入れる取り外しのできる人工の歯です。

 

メリット

・手術が不要
・治療期間も短い
・費用を抑えられる
・何本も歯がない場合でも対応可能

 

デメリット

・違和感がある
・食事中に動きやすい
・毎日外して洗浄する手間もかかる
・時間とともに顎の骨が小さくなり、噛む力も弱くなる

 

費用

保険が使える場合、1本あたり3,000円程度からです。

すべての歯を作り直す場合は4〜5万円程度の自己負担となります。

保険が使えない場合は、部分的な入れ歯で10〜20万円程度です。

 

治療期間

入れ歯の治療期間は2週間〜1ヶ月程度です。

型取りから調整まで数回の通院が必要です。

 

ブリッジ

ブリッジは、インプラントと入れ歯の中間的な治療法です。

失った歯の両隣の歯を支えにして人工の歯を固定します。

 

メリット

・保険が使える
・治療期間が短い
・しっかりと噛める
・手術が不要


デメリット

・健康な両隣の歯を削る必要がある
・支える歯への負担が大きい
・両隣に丈夫な歯がないと治療できない


費用

保険が使える場合、約2万円程度です。

保険が使えない場合は、材料によって15〜35万円程度です。

 

治療期間

治療期間は2〜3週間程度です。

両隣の歯の形を整えてから装着まで、数回の通院が必要です。

 

歯牙移植

歯牙移植は、親知らずなど自分の歯を移植して失った歯を補う治療法です。

 

メリット

・自分の歯である
・噛み心地は自然
・周りの歯を削らない
・矯正治療も可能
・保険が使える場合もある

 

デメリット

・移植用の歯が必要
・年齢制限がある
・治療できる歯医者が限られる


費用

保険が使える場合は5,000〜10,000円程度です。

ただし、親知らずの移植や抜歯当日の移植など、条件を満たす必要があります。

条件を満たさない場合は10万円前後かかります。

 

治療期間

基本的な治療期間は3週間程度です。

移植後、歯がしっかり固定されるまで定期的な通院が必要です。

歯の状態によっては、2〜3ヶ月ほど治療期間がかかる場合もあります。

 

関連記事:歯がない場合の治療法3選|メリットやデメリット、費用を比較

 

インプラント、入れ歯、ブリッジどれを選べばいい?

それぞれの治療法には特徴があり、患者さんの状態や希望によって最適な選択肢が変わってきます。

以下の5つのポイントから比較してみましょう。

・審美性
・機能性
・治療期間
・治療費
・寿命
・メンテナンス

それぞれ詳しく解説していきます。

 

審美性

インプラントは天然歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりです。

ブリッジも、セラミックなどの材料を選べば自然な見た目が実現できます。

入れ歯は金属のバネが見える場合があり、見た目の自然さはやや劣ります。

 

機能性

インプラントは天然歯とほぼ同じように噛め、話す時も違和感がありません。

ブリッジもしっかりと噛めますが、支える歯に負担がかかります。

入れ歯は他の治療法に比べて噛む力が弱く、慣れるまでは話しにくい場合があります。

 

治療期間

インプラントは3〜6ヶ月以上と時間がかかります。

一方、ブリッジと入れ歯は数週間で治療が可能です。

ただし、抜歯後の状態や他の歯の具合によって期間は異なります。

 

治療費

インプラントは保険が使えないため、1本33〜40万円と費用が高くなります。

ブリッジは保険が使える場合、2万円程度で治療が可能です。

入れ歯も保険が使え、部分的な入れ歯で3,000円から治療できます。

 

寿命

インプラントは適切なケアをすれば、10〜15年以上使用できます。

ブリッジは5年程度で作り直しが必要になる場合がほとんどです。

入れ歯は3年程度で合わなくなってくるため、作り直しが必要です。

 

メンテナンス

インプラントは通常の歯磨きに加えて、3〜6ヶ月ごとの定期検査が必要です。

ブリッジは歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシでの丁寧なケアと、定期的に歯科受診が必要です。

入れ歯は毎日取り外しての洗浄に加え、歯科医院で定期的な調整や点検を受けるのが一般的です。

 

まとめ

今回は「歯がないところに歯を入れる方法」また「それぞれの治療法の特徴」について解説してきました。

歯がない状態に対する治療法は、患者さんの状態や希望によって異なります。

そのため、どの治療法を選ぶべきかは、自分で判断せず、歯科医師に診てもらいましょう。

インプラントは見た目や機能性に優れており、長期的な使用を考えている方にはおすすめです。

入れ歯は手術が不要で費用も抑えられますが、違和感が残りやすい場合があります。

ブリッジは治療期間が短く、固定式という利点がありますが、健康な歯を削る必要があることは覚えておきましょう。

歯牙移植は、条件が合えば最も自然な治療法ですが、適応できる人が限られます。

今後、歯がない場合の治療でお悩みの方は、本記事で各治療法について正しい知識を取り入れ、適切な治療法を選択できるようになってください。

 

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監修者 山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

歯がないところに歯を入れる方法とは?最適な治療法とその選び方

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

 

資格

・厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
・日本口腔インプラント学会専門医
・IDIA(国際歯科インプラント協会/旧 ADIA(アメリカ歯科インプラント協会))専門医/指導医
・DGZI(ドイツ口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ISOI(国際口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ICOI(国際口腔インプラント学会)認定医
・日本臨床歯周病学会歯周病認定医

 

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