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インプラントのリスクを紹介|身体への影響は?

インプラント
インプラントのリスクを紹介|身体への影響は?

歯を失った患者さんの生活の質を向上させるために、インプラント治療は有効な手段です。


しかし、インプラント治療には、骨との結合不足や腫れ、痛みなどのリスクが伴います。


この記事では、インプラント治療の身体への影響を中心に、リスクの具体的な症状や原因、予防策などを解説します。

インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

インプラントにおける8つのリスク

インプラントにおけるリスクは8つ考えられます。

・歯周病菌への感染

・骨の厚みや高さの不足

・見た目への問題

・金属アレルギーの原因

・骨との結合不足

・腫れや痛み、しびれなどの症状

・糖尿病による治癒不足

・人工歯の破損

・副鼻腔への迷入

1つずつ解説していきます。

 

歯周病菌への感染

インプラントは、天然歯に近い機能と審美性を備えた治療法ですが、歯周病菌への感染はインプラントの失敗や除去につながる重大なリスクです。

インプラントは、歯槽骨に埋め込まれた人工歯根です。天然歯根には、歯肉と歯槽骨をつなぐ「歯根膜」と呼ばれる組織がありますが、インプラントには歯根膜がありません。そのため、インプラント周囲組織は、細菌感染に対して天然歯よりも脆弱です。

インプラント周囲組織に歯周病菌が感染すると、炎症が起こり、インプラント周囲の骨が溶け始めます。骨が溶けると、インプラントがぐらつき、最終的にはインプラントを失うこともあります。

インプラント周囲炎は、インプラント手術後の発症が最も多く、手術部位の感染、歯周病の既往歴、不十分な口腔ケアなどが原因として挙げられます。

インプラント周囲炎の治療は、炎症の程度によって異なります。

・軽度の場合は、歯科衛生士によるクリーニングや抗生物質の服用で改善する場合があります。

・中等度から重度の場合は、外科的な治療が必要になることもあります。

外科的な治療には、歯肉を切開して歯周病菌を取り除く「上部歯肉切開術」や、インプラント周囲の骨を再生させる「骨再生術」などがあります。

 

骨の厚みや高さの不足

インプラントを埋入するためには、十分な骨の厚みと高さが必要となります。骨の厚みや高さが不足している場合、インプラントを安定して固定することができず、インプラント治療が失敗する可能性があります。

インプラントは、歯槽骨に埋め込まれた人工歯根です。インプラントを安定して固定するためには、インプラント体と歯槽骨の接合面積が広くなければなりません。しかし、骨の厚みや高さが不足している場合、接合面積が狭くなり、インプラントを固定することが難しくなります。

また、骨の厚みや高さが不足している場合、インプラント周囲の骨が溶けやすくなるという問題もあります。骨が溶けると、インプラントがぐらつき、最終的にはインプラントを失うこともあります。

インプラント治療を受ける前に、歯科医師による正確な検査を受けることが重要です。検査の結果、骨の厚みや高さが不足している場合は、骨造成などの治療が必要になる場合があります。

骨造成とは、骨の厚みや高さを増やす治療法です。骨造成の方法には、以下のようなものがあります。

・自家骨移植:自分の体の他の部分から骨を取り出して、インプラントを埋入する場所に移植する方法

・人工骨移植:人工の骨をインプラントを埋入する場所に移植する方法

・誘導骨再生法:インプラントを埋入する場所に膜を敷いて、骨の再生を促す方法


骨造成は、インプラント治療の成功率を高めるために重要な治療です。

 

見た目への問題

インプラント治療は、天然歯に近い機能と審美性を備えた治療法ですが、見た目への問題が発生する可能性があります。

インプラント治療において、見た目への問題が発生する主な原因は、3つ考えられます。

・骨の吸収

・歯肉の退縮

・被せ物の色や形

1つ目は骨の吸収です。歯を失うと、歯を支えていた骨も吸収されてしまいます。インプラントを埋入する際には、骨の量や状態を十分に検査する必要がありますが、それでも骨の吸収が起こることがあります。骨の吸収が起こると、インプラント周囲の歯肉が痩せ、見た目が悪くなる可能性があります。

2つ目は、歯肉の退縮です。歯周病や加齢などにより、歯肉が退縮することがあります。歯肉が退縮すると、インプラントと歯肉の境目が目立つようになり、見た目が悪くなる可能性があります。

3つ目は被せ物の色や形です。被せ物の色や形が、周囲の歯と合っていない場合、見た目が悪くなる可能性があります。被せ物の色や形を決める際には、患者さんの希望や歯の状態を考慮して、丁寧に検討する必要があります。

インプラント治療において、見た目への問題が発生するリスクを軽減するためには、以下の点に注意しましょう。

・インプラント治療を受ける前に、十分な検査を受けて、骨の量や状態を把握しておくこと

・歯周病の予防と早期発見に努めること

・被せ物の色や形を決める際には、患者さんの希望や歯の状態を考慮して、丁寧に検討すること

骨の吸収や歯肉の退縮が起こった場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・骨増殖術(骨の再生を促す治療法)

・歯肉移植術(歯肉の再生を促す治療法)

・被せ物の再製作(被せ物の色や形を修正する治療法)

 

金属アレルギーの原因

インプラント治療において、金属アレルギーの原因となるのは、インプラント体や被せ物に含まれる金属です。

金属アレルギーは、金属が体内に取り込まれ、免疫システムが過剰に反応することで起こるアレルギー反応です。インプラント治療においては、インプラント体や被せ物に含まれる金属が、歯肉や骨を通じて体内に取り込まれる可能性があります。

インプラント体は、チタン製が一般的です。チタンは、金属アレルギーの原因となるリスクが低い素材です。しかし、チタンに混ぜて強度を高めるために、ニッケルやコバルトなどの金属が少量含まれている場合があります。

被せ物は、金属製やセラミック製などがあります。金属製の被せ物には、ニッケルやコバルト、パラジウムなどの金属が含まれている場合があります。

インプラント治療を受ける前に、金属アレルギーの既往歴や、金属アレルギーを起こしやすい体質であるかどうかを調べることが重要です。

金属アレルギーの既往歴や、金属アレルギーを起こしやすい体質である場合は、金属アレルギーのリスクが低い素材のインプラントや被せ物を選ぶようにしましょう。

金属アレルギーを発症した場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・アレルギー反応の症状を抑える薬の服用

・インプラント体や被せ物の交換

 

骨との結合不足

インプラント治療において、骨との結合不足は、インプラントの失敗や除去につながる重大なリスクです。

インプラントは、歯槽骨に埋め込まれた人工歯根です。インプラントが安定して機能するためには、インプラント体と歯槽骨がしっかりと結合する必要があります。しかし、骨との結合が不足している場合、インプラントはぐらつき、最終的にはインプラントを失うこともあります。

骨との結合不足の原因は、以下のようなものがあります。

・骨の厚みや高さの不足

・骨の質の低下

・インプラント体の形状や位置の不適合

・手術時のトラブル

・感染

・喫煙

・予防

 

骨との結合不足を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

・インプラント治療を受ける前に、十分な検査を受けて、骨の量や状態、質を把握しておくこと

・インプラント体は、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶこと

・インプラント治療は、経験豊富な歯科医師に任せること

・インプラント手術後も、口腔ケアを徹底して、感染を予防すること

 

骨との結合不足が起こった場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・骨造成:骨の厚みや高さを増やす治療法

・インプラント体の再埋入:インプラント体を再び埋入する治療法

 

腫れや痛み、しびれなどの症状

腫れや痛み、しびれなどの症状は、インプラント手術やインプラント周囲炎などの炎症によって起こります。

インプラント手術後、手術部位に腫れが生じることはよくあります。これは、手術による組織の損傷や、血液やリンパ液の貯留によって起こります。腫れは、通常数日で治まりますが、長引く場合は、感染やその他の合併症が疑われます。

また、手術部位に痛みが生じることもよくあります。これは、手術による組織の損傷や、炎症によって起こります。痛みは、通常数日で治まりますが、強い痛みが続く場合は、感染やその他の合併症が疑われます。

さらに、手術部位がしびれることがあります。これは、手術中に神経を損傷したことが原因です。しびれは、通常数週間で改善しますが、長引く場合は、神経の損傷が重度である可能性があります。

 

腫れや痛み、しびれなどの症状を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

・インプラント治療を受ける前に、十分な検査を受けて、骨の量や状態を把握しておくこと

・インプラント治療は、経験豊富な歯科医師に任せること

・インプラント手術後は、口腔ケアを徹底して、感染を予防すること

 

腫れや痛み、しびれが重度な場合は、以下の治療が必要になる場合があります。

・抗生物質の服用(感染を治療する)

・鎮痛剤の服用(痛みを抑える)

・麻酔(しびれを抑える)

 

糖尿病による治癒不足

糖尿病は、血糖値が高い状態が続く病気です。血糖値が高い状態が続くと、血管や神経の機能が低下し、傷の治りが遅くなります。

インプラント治療は、手術によって骨にインプラント体を取り付ける治療法です。手術によって傷がつくため、傷の治りが遅い糖尿病の患者さんでは、インプラント体と骨との結合が十分に行われず、治癒不足につながる可能性があります。

 

治癒不足が起こると、以下の症状が現れることがあります。

・インプラント周囲の骨が溶ける

・インプラントがぐらつく

・インプラントが抜ける

糖尿病の患者さんがインプラント治療を受ける際には、以下の点に注意しましょう。

・糖尿病のコントロールを良好に行う

・インプラント治療を受ける前に、十分な検査を受けて、骨の量や状態を把握しておくこと

・インプラント治療は、経験豊富な歯科医師に任せること

 

治癒不足が起こった場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・インプラント周囲の骨を再生させる治療

・インプラントを再埋入する治療

 

人工歯の破損

人工歯は、セラミックや金属などの素材で作られています。これらの素材は、強い力に耐えられるように設計されていますが、それでも強い力がかかると破損する可能性があります。

 

人工歯の破損の原因は、以下のようなものがあります。

・噛み合わせの異常

・過剰な力による負担

・落下や衝撃による外力

 

人工歯の破損を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

・噛み合わせを正しく調整する

・過剰な力がかからないように注意する

・落下や衝撃から守る

 

人工歯が破損した場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・人工歯の修理

・人工歯の再製作

 

副鼻腔への迷入

上顎の奥歯の場合には、副鼻腔に近い位置にインプラント体を取り付ける必要があります。そのため、手術中にインプラント体が副鼻腔に迷入する可能性があります。

副鼻腔への迷入の原因は、以下のようなものがあります。

・骨の厚みや高さの不足

・インプラント体の形状や位置の不適合

・手術時のトラブル

副鼻腔への迷入を予防するためには、以下の点に注意しましょう。

・インプラント治療を受ける前に、十分な検査を受けて、骨の量や状態、骨の厚みや高さを把握しておくこと

・インプラント体は、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶこと

・インプラント治療は、経験豊富な歯科医師に任せること

副鼻腔への迷入が発生した場合、以下の治療が必要になる場合があります。

・インプラント体の摘出

・副鼻腔の炎症治療

 

インプラントはやめたほうがいい?

インプラント治療を選択するか否かは、患者の個々の状況に大きく依存します。一概に「インプラントを避けるべき」とは断言できません。インプラントは、失われた歯を補う効果的な方法の一つであり、適切に施行された場合、長期的な安定性と機能性を提供します。しかしながら、この治療は全ての患者に適しているわけではありません。

インプラント治療の成功は、患者の口腔の健康状態、顎骨の質と量、全身状態、さらには患者の生活習慣や治療後のケアによって左右されます。たとえば、重度の糖尿病や骨粗鬆症、喫煙などはインプラントの成功率を低下させる可能性があります。また、インプラント治療には一定のリスクが伴います。これには手術時の感染リスク、長期的なインプラント周囲炎、さらには顎骨の退縮などが含まれます。

治療の選択にあたっては、これらのリスクと利益を慎重に比較検討し、患者個人のニーズと状況に合わせた治療計画を立てることが重要です。

 

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まとめ

インプラント治療は、天然歯に近い機能と審美性を備えた治療法ですが、骨との結合不足や腫れ、痛みなどのリスクが伴います。また、糖尿病や喫煙などの全身疾患がある場合、リスクが高まることもあります。

これらのリスクは、インプラント治療の経験豊富な歯科医師が十分な検査や治療を行い、患者さんの協力を得ることで、最小限に抑えることができます。

インプラント治療を受けるかどうかを判断する際には、以下の点に注意しましょう。

・骨の量や状態

・全身疾患の有無

・禁煙や禁酒の意思

・口腔ケアの習慣

・治療費

インプラント治療は、天然歯に近い機能と審美性を備えた治療法ですが、費用が高額になるというデメリットもあります。インプラント治療を受ける際には、治療費についても十分に検討する必要があります。

インプラント治療は、歯を失った患者さんの生活の質を向上させるために、有効な治療法です。しかし、インプラント治療を受ける際には、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが大切です。

 

 

監修者 山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

インプラントのリスクを紹介|身体への影響は?

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

資格

・厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
・日本口腔インプラント学会専門医
・IDIA(国際歯科インプラント協会/旧 ADIA(アメリカ歯科インプラント協会))専門医/指導医
・DGZI(ドイツ口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ISOI(国際口腔インプラント学会)専門医/指導医
・ICOI(国際口腔インプラント学会)認定医
・日本臨床歯周病学会歯周病認定医

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